忠類

中国語検定の種類

中国が大国になるにつれて、日本と中国の経済的な関係も深まってきましたね。多くの企業が中国語を操れる人材を確保したいと考えています。

その一つの基準が中国語の検定試験です。ただ、英語でも英検、TOEIC、TOEFLなど複数の検定試験があるのと同じように、中国語にも複数あります。幾つかを紹介しましょう。

まず、一番一般的なのが、先の項で紹介した日本中国語検定協会が主催する検定試験です。
これは中検と略され、毎年5万人が受験すると言われています。準4級から1級まで6段階に分かれており、準1級、1級となると相当の中国語レベルが必要になります。

試験は年に3回行われています。通常は6月、11月、3月に全国50箇所以上で開催されています。ちなみに、1級だけは受験生が少ないこともあって年に一度、11月に試験が行われています。

もう一つ、非常に重要な中国語の検定試験として漢語水平考試を挙げることができます。これは中国の教育部が主催・認定している言語資格試験です。HSKという略称でも知られています。

最近、この漢語水平考試は改定が行われ、1級から6級までの検定を行うことになりました。つい最近までは11級までランクがあったため、本土ではいまだに旧HSKの方が一般的といわれています。

日本中国語検定協会の中国語検定が日本人向けで国内企業にアピールできるものであるのに対し、このHSKは、中国の国が認定している資格です。

それなので、中国国内で資格証明が必要な場合はHSKのほうがメリットが大きいはずです

他にもいろいろな中国語の試験がありますが、上記二つは必ず抑えておきましょう